誕生の背景と目的

アジア美容協会誕生の背景と目的

2019年、日本では元号が新しくなり「令和元年」となりました。新しい時代のスタートです。この記念すべき年に、アジア美容協会が誕生した背景と目的は以下です。

2020年は日本で東京オリンピックが開催され、世界から多くの人々が集まります。その前年である今年、このまたとない機会にアジア各国及び地域へ向け、日本の質の高いナチュラルビューティの技術や安心安全を追求した製品を紹介し、アジア各国との交流を通して技術研鑽や親睦を行ってまいります。

日本は、アジアの美容分野でトップレベルの技術を有しています。「ネイルアート」や「まつげエクステンション」は、技術とデザイン性の両方から見ても大変優れており、世界から注目されています。
また、日本は美容機器においても先進的な製造技術を有しています。これらを当協会が普及させることで、アジア各国及び地域へ安心、安全な製品を提供することができます。

近年、日本は人口減少の問題が深刻になっています。美容業界にも影響を及ぼしており、人手不足が大変重大な問題です。過酷な就業時間や安価な給与待遇などの問題で、高い技術をもつスペシャリストの離職率が高くなっています。その結果、店舗の中で専門的な技術を持つ人の割合が下がり、顧客も離れていき悪循環が予想されます。
その一方でアジア諸国は経済成長の過程にあり、魅力的なマーケットに成長しつつあります。当協会では日本が持つ問題を解決しながら、高い技術を持つスペシャリストをアジア諸国へとつなぎ、美容技術の継承とさらなる研鑽を行い、双方にとってよい結果をうむ場を提供していきます。

従来、日本の美容協会は国内の業界向けがほとんどで、海外と連携するものはほぼありませんでした。 しかしグローバル化が当たり前となった現在。特にアジアにおける日本、韓国、中国といった鍵となる国は、美容の技術・人材交流がお互いに必要だと考えます。
日本の高い技術力、韓国のマーケティング・宣伝力、中国の購買力が相互に交流することでwin-winの関係を築くことができ、アジア各国の美容分野のさらなる発展・向上を遂げることができると確信しています。

女性が健康的で美しくあることは、平和と安定をもたらします。私たちは同じアジア地域に生きる者として、できることから一歩づつ着実に進んでまいります。当協会の活動を通して、多くの方々が活き活きと輝くことを願っております。